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2020年11月13日(金)

SEMICON Japan 2020 Virtual Report - Keynote Part 1

デジタル化したSEMICON Japanは
キーノートもスケールアップ

SEMI Japan 安藤 洋一郎

 

バーチャルイベントとなった今年のSEMICON Japanですが、開催形式が変更されただけではありません。そのカンファレンスもこれまでのSEMICON Japanにはなかったテーマ、講演者のラインアップを提供します。特にご注目いただきたいのが、8つのキーノートです。展示会、カンファレンスに、移動せずにご自宅や勤務先からオンラインで参加できるようになったSEMICON Japanは、今まで以上に広範な業界、職種、地域の方にご参加されることを想定されます。そこで、業界の外から半導体に注目されている皆様も意識し、多様な視点から半導体業界を掘り下げるキーノートを提供いたします。

 

 

オープニングパネル 産官学トップ鼎談:豊かなデジタル社会構築への課題と提言

SEMICON Japan 2020 Virtualの開幕を飾るオープニングキーノートでは、新型コロナウイルス感染拡大で、世界中で急速に進展したデジタル・トランスフォーメーションを巡る日本そして世界の動きについて、日本を代表する産官学の識者に登壇いただき、格式張らない率直な意見交換をしていただきます。

 

甘利 明
五神 真
東 哲郎
小谷 真生子

 

政界からは、半導体業界そして国際通商に精通されている甘利明衆議院議員、学会からは光量子エレクトロニクス、半導体レーザーの研究者でもあられる東京大学の五神真総長、そして産業界からは東京エレクトロン元会長・社長の東哲郎氏が登壇され、司会にはワールドビジネスサテライトの元キャスターの小谷真生子氏があたります。

世界で急激に進展をするデジタル化の波は、私たちの働き方や生活様式を変えるばかりではなく、新たな力や富の集中、あるいはデジタルデバイドといった格差の拡大という問題も指摘されています。また、その基盤となる半導体技術は、国家の安全保障やハイテク覇権のキーテクノロジーとして、地政学的緊張関係や、貿易管理の厳格化の原因ともなっています。

こうした中で、日本のとるべき道を見出すための知恵が今必要とされています。正に各界を代表されるビジョナリーが忌憚なくかわす議論の中から、私たちがそのヒントを見つけ出すことを期待する企画です。また、かつて世界の半分の半導体を生産していた日本のシェアを復活させるための各氏の提言もぜひお聞きしたいところです。司会の小谷氏の手腕で、踏み込んだご意見を引き出していただきます。

 

パネルディスカッション:AIが切り開く未来と技術チャレンジ

人工知能(AI)は、今世紀にはいり深層学習やビッグデータが登場すると急速に社会に浸透し、私たちの暮らしや仕事にも様々な変化をおこしています。鉄腕アトムのような自然言語による機械とのコミュニケーションが、例えばリビングルームに置かれたスマートスピーカーや、スマートフォン、自動車のカーナビゲーションシステムによって、日常の一部となりつつあります。

 

松尾 豊
黒田 忠広

 

本パネルディスカッションでは、日本を代表するAIの研究者である東京大学 松尾豊教授、黒田忠広教授の対話を通じて、AIによって切り開かれる未来の可能性と、そのハードウェア基盤となる半導体技術の最先端を明らかにしていきます。

ITサービスのみならず、あらゆる産業分野での活用が予測されるAIですが、日本は米国や中国に大きく後れを取っていると言わざるを得ない状況です。AIのクラウド側のシステムは米国企業など海外勢によって抑えられており、国はエッジAIに活路を見出そうとしている模様ですが、それは正しい選択でしょうか。あるいは日本が開発のリソースを集中すべき分野はどこでしょうか。さらに東大がAIチップ開発でTSMCと提携した理由は何かなど、お二人からお聞きしたいことは尽きません。人間とAIの関係性、シンギュラリティも現実性が高まる課題です。興味のつきないお二人の対話を、こちらも小谷氏が司会します。

 

さらに広がるキーノートのテーマ

このほかにも、SEMICON Japan 2020 Virtualでは、次のようなテーマをキーノートとして提供する予定です。

  • スマートモビリティ
  • 量子コンピューティング
  • 国内リーディング半導体企業の戦略
  • 海外リーディング半導体企業の提言
  • トップ証券アナリストが見通す2021年装置市場
  • グローバル半導体産業の持続的発展への課題と提言